一〇八(仮)

asakust.exblog.jp

ライトノベル作家川口士のブログです

ブログトップ | ログイン

読書感想文の話

 あっつい!
 暑いのです。部屋も、外も。
 なので涼むためだけに友人と連れだってファミレスに行き、

「プッタネスカってさ、娼婦のパスタって意味なんだぜ!」
「うわー、えろーい! 注文するー!」

 などと脳が沸いてるとしか思えないバカな会話とともに食事を済ませてしまうのもやむを得ないことなのです。

 で、まあ僕はドラクエも買わずモンハンも買わず(DSはともかくwiiは持ってないしね)世間から切り離された日常を送っているのですが、皆様いかがおすごしでしょうか。
 9月に皮を剥がしあうための日焼けに勤しんだりしているのでしょうか。海に行っては砂に埋まったり山に行っては土に埋まったりしているのでしょうか。

 8月に入ったというのに報告するようなことが「今月リーナ2巻出るのでよろしくお願いします」という、なんか何度も言ってきたようなことくらいしかないので、とりあえず読書感想文の話でもします。
 や、ご飯食べてるときにたまたまその話が出てふと思い出したりしたので。幸いタイムリーだしね。


 や、まあ特におもしろいことはなく、ふつうに書いて出してたのですが。
 小中学校の9年間は同じものを毎年毎年提出して。
 高校に入ってからはさすがにまずいかと思って毎年ごとにちゃんと書いて。

 どれにも共通していたのは、歴史上の、実在の人物を扱ってたことですかね。
 歴史が好きだからっていうのもあるんですが、楽なんです。いろいろと。

 まず、構成として全体の3分の1~2分の1を「このひとは歴史上ではこういわれている」という説明で埋めることができる。
 で、そのあと「それに対して作中では~」というような持っていきかたで中身を適度に引用しつつ、ページを埋めていき、最後に「彼がこのような評価を受けているのもわかるように思えます」あたりで無難に締める。そんな感じで。

 あと、そういうのを選んでおけば、とりあえずまともそうに見えるというのもありました。
 僕が学生だった頃はライトノベルって言葉があったかどうかもあやふやな頃で(ヤングアダルトとか言ってた気がする。恐竜映画つくったところの社長が麻薬云々で捕まった頃)、推薦図書か、でなければ国語の問題に出てきそうな作家の作品ぐらいでないとだめ、っていう雰囲気があったんですね。
 別に賞とか欲しいわけでなし、短編小説でそういうのをさがして、ちゃっちゃと済ませるか、と。

 だもんで本を決めたらぎりぎりになるまで放っておいて、夏休み最終日か、9月になってからしんどい思いをしたりしたものです。(だめじゃん)
 菊池寛の「俊寛」とかは、短い上に歴史上の俊寛を知ってると非常に笑えるサクセスストーリーなのでお薦めです。この菊池寛てひとがまた、芥川賞と直木賞を設立したなど経歴を書くだけで原稿用紙の1枚は埋まるひとなので楽なんだよなあ。

 そんな感じで僕の書いた感想文は
・作者の経歴(ここでどうでもいいエピソードなども書いたりして、こういった部分が数々の作品を生みだす源になったのだろうなどとてきとうにまとめ、枚数を調整する)→主人公の歴史上の評価について→作中での主人公の書かれ方(ここで引用しまくって枚数を調整する)→こういう考え方もあるのだなあと感心した→こういう柔軟な発想を身につけていきたい云々といった建前的な美辞麗句を2、3行書く→終わり
 となっていました。
 元々、感想文というものは難しいしね。教わらないし、授業でもほとんどやらないから。
 というわけで、読書感想文が面倒という方は、参考にしてみるのもいいかもしれません。面倒ごとになっても責任は負えないけど。 


web拍手を送る
by tsukasa-kawa | 2009-08-05 21:13 | 日常雑記