一〇八(仮)

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ライトノベル作家川口士のブログです。「魔弾の王と戦姫」18巻、それから片桐雛太さんの魔弾画集、11月25日発売です。よろしくお願いします。

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二十三行日記

 豆まきはしました。
 子供のときは知らなかったんですが、調べてみると豆まきにもいろいろ作法はあるんですね。

 部屋の奥の方から豆をまいてはそこの窓なり何なりを閉めていって少しずつ悪鬼の居場所を外側へ誘導し、最後に玄関口に豆をまいてすばやくドアを閉めて悪鬼を閉め出すと。

 マンションの上のほうに住んでる人は、むしろ窓のほうに追い詰めて突き落とした方がいいんじゃないかと思ったのですが、相手は悪鬼。きっと重力とかものともしないに違いありません。
 それに、この風習ができた頃は高層ビルとかそんなもんなかったんだろうしなあ。

 あと恵方巻きも食べました。今年は南西南だか西南西と書いてあったので、だいたいの見当をつけてほおばりました。でも僕恵方巻きって小中学生の頃(15年以上前)には見たことも聞いたこともないんですよね。調べてみるとかなり昔からある風習っぽいけど。

 そのあと豆をばりぼり食べたんですけども、ほら、僕ひとり暮らしじゃないですか。豆一袋って、最小でもけっこうな量が入ってるじゃないですか。
 年齢の、2倍か3倍は食べたかなー。もったいないお化けが出ると怖いし。

 こうして書いてみると、昔からの風習に倣ったという割にいろいろな面で雑というかザルというか大雑把な面が目につきます。これでほんとに豆まきの効果はあったんだろうか……。


 しかし、豆を見ていると本当にこれに悪鬼を祓う力があるんだろうかという気がしてきます。
 銅剣振りまわしてた古代の頃はいざ知らず、2000年近い年月がたっているのです。

 虫が殺虫剤に耐性を持ってきてスーパーインセクトみたいな存在になりつつあるこの時代、悪鬼の類も案外豆をぶつけられながらそれをぼりぼり食って「今年のは味が薄い」とか論評しているのかもしれない。

 そうなればもちろん豆も強化されて、悪鬼を祓うけど当て損ねたら東京が壊滅するようなグレネードビーンズとかが開発され、ゴーストバスターズのような世界ができあがるに違いない。
 おにはそとー。


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by tsukasa-kawa | 2010-02-05 19:33 | 日常雑記