一〇八(仮)

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ライトノベル作家川口士のブログです。「魔弾の王と戦姫」18巻、それから片桐雛太さんの魔弾画集、11月25日発売です。よろしくお願いします。

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8月19日のお話

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>怪談というか都市伝説のお話は定番のネタを紹介されているのだとは思いますが、聴猫芝居さんの『あなたの街の都市伝鬼!』と被っていて懐かしくなりました
 都市伝鬼とは懐かしい。あの方、あれがデビュー作なんですよなあ。
 怪談ネタは、仰る通り定番のネタをなるべく選ぶようにしていますね。まずわかってもらえないと、という部分があるので。
 あと、現象よりはなるべくキャラクターで。とはいえ、定番だけだとさすがにネタが切れてくるので、そろそろマニアックな方へ手を伸ばすかもしれません。


 さて、ここのとこ原稿で夜更かしが続いて起きる時間が遅くなっております。昼夜が逆転する前に何とかせねば。
 で、ドッペルゲンガー。身の回りのひとたちが、自分のあずかり知らぬ場所で自分そっくりの人間と出会っていき、最後には本人が自分そっくりのその人物と遭遇し、ほどなく突然死を遂げてしまうというものです。ただそっくりというだけでなく、知人、友人らと親しく話をしているので、本人の記憶、知識を備えていることは間違いないでしょう。
 最近は、本人の知らないところで本人よりも華々しい活躍をしてプレッシャーをかけ続け、ついには本人が「本物の自分の方がいらない存在なのではないか」と絶望して死を選ぶというバージョンもあるらしく(能力的な面、自分以上の活躍、というあたりが非常に現代風で、流行るのもわかりますね)、実に厄介な存在ではあります。
 ただ、元の話でも、ドッペルゲンガーが直接本人に手を下す、というのはなさそうなんですよね。突然死、という部分がちょっとアレですが。
 基本的には、何らかの形で心理的に追い詰めていくのがドッペルゲンガーのやり方のようです。逆手に取るなら、とにかく底抜けに明るくて前向きで楽観的な人間なら、ドッペルゲンガーはあまり効果がないと踏んで近づかないということでしょうか。しかし、良くも悪くも情報拡散をさせやすく、誰かのふりをしやすいこの時代は、ドッペルゲンガーにとっては楽しくてたまらないかもしれません。



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by tsukasa-kawa | 2017-08-19 19:10 | 日常雑記