8月5日の話

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 kakaoさんの手による漫画版「魔弾の王と凍漣の雪姫」第1話、第5話、第6話(前)+描き下ろしイラスト、そして的良みらんさんの手による特別読切版が、ニコニコ静画さん内「水曜日はまったりダッシュエックスコミック」にて好評連載中です!
 ティグルとミラの再会からはじまり、ルサルカとの戦いまでを描いたkakao版ともいうべきこの漫画ですが、来月の9月に単行本が発売する予定です。このブログでも続報を発表していきますので、皆様、楽しみにお待ち下さい。
 ちなみに、ティグルの持つ弓から発揮された不思議な力ですが、ティル=ナ=ファという女神が関わっているものでして(第5話後編に出てきた影がそれですね)、この弓の秘密を解き明かしていくのも、原作の主題のひとつであったりします。なので、漫画版では詳しい説明ができない上に唐突に見えてしまうという……。
 次回は今週末の8月8日(土)に更新予定です。お楽しみに!

 さて一週間ぶりですね。20分ほど遅刻してしまいましたが。ごめんなさい。
 8月になった途端に猛暑続きで、水分の補給、塩分の補給、陽射し対策、日焼け対策、熱中症対策と慌ただしくなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか(黒く焼けた肘から先を眺めながら)。こちらもう日焼けなんて頓着しない年齢ではありますが、ちょっとひりひりしてくるとさすがに思うところがあります。
 ところで先日、通りを歩いていたら涼しげな風鈴の音が聞こえてきたんですよ。
 おお、風情があっていいなあ、何か気分も落ち着くし、我が家にも吊してみようかと思ったのですが、そういえば自分も前の前の住まいでは風鈴をベランダに吊していたことをふと思いだしたんですね。大きな鈴の形をしたもので、それなりに涼しげな音を聞かせてくれたのですが、たしかえらい強風が吹いた日からコロコロ……コロコロ……という、内部で何かちぎれたものが転がってるみたいな音しか出さなくなり、ものがものなので修理もできず、放っておいたら虫の巣になりかけたので仕方なく捨てたのでした。
 たかが風鈴、されど風鈴、機能性も考えないとだめですね。

 そういえば8月になったので宣伝をば。

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 ギネヴィア軍の先遣隊は、アルトリウスの軍勢の奇襲を受けて敗れ去った。敗走する兵たちを助けてまわっていたティグルとリムは、双紋剣と『猫の王』ケットの導きにより、古の時代に建てられた神殿にたどりつく。神殿に漂っていた力の残滓が二人に見せたものは、約三百年前の光景だった。アスヴァール島を統一せんと戦を重ねる若きアルトリウスの姿が、そこにあった。一方、先遣隊を破った円卓の騎士サーシャは、とある命令を受けて軍と別行動をとる。彼女でなければ解決できない怪事件が、アスヴァール島の片隅で起きていたのだ。戦場から遠く離れた地で、ティグルたちは戦いの行方を大きく変える出来事に遭遇する。


 僕が原案、瀬尾つかささんが執筆、八坂ミナトさんがイラストを担当している三人四脚体勢の「魔弾の王と聖泉の双紋剣」3巻、今月25日(火)に発売予定です。
 先月、今月、そして来月と諸々宣伝ばかりになりますが、楽しみにしていただければと思います。

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by tsukasa-kawa | 2020-08-05 23:20 | 日常雑記

ライトノベル作家川口士のブログです。「魔弾の王と叛神の輝剣」他、発売中です。よろしくお願いします。


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