一〇八(仮)

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ライトノベル作家川口士のブログです。「魔弾の王と戦姫」18巻、それから片桐雛太さんの魔弾画集、11月25日発売です。よろしくお願いします。

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 おはよう、みんな(さっき起きた)
 さっそくだけど表紙が届いたよ!

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 はい、こちらが一迅社文庫から12/20発売予定の「千の魔剣と盾の乙女(サウザンドとイージス)」でございます。表紙を飾ってるのはメインヒロインのエリシア。

 イラストを描いてくれたアシオさんは漫画家でもあって(どうでもいいけど大人向けの漫画って書くのと成人向けの漫画って書くのはずいぶん印象違うよね。ちなみにアシオさんは後者で絶賛活躍中です)、なのでカラーページで漫画を描いてもらうことができました。1ページだけこちらで紹介されてます。

 まあぶっちゃけイラストだけでも買いなのでぜひお願いしますと言って終わりなのですが、さすがにそれだけではお話担当としてアレなので。

 この話は…………どう説明すればいいかなあ。
 リーナのときは「地図を作る話」の一言で済んだのだけど。
 えーと、魔物が跳梁跋扈する世界で、魔物を倒して日々を生きている少年少女の青春劇というか。師弟劇というか。
 それだけ聞くとオーソドックスな感じですが、まあ、僕なりにいろいろなものを盛りこんだファンタジーです。読めば必ず楽しんでいただけるはず!

 で、まあ表紙パンツね。読んでくれる方の中には、やっぱり気にするひともいると思うし、そこに言及しないわけにはいかんだろうし。パンツは好きだけど。
 予定では、帯で隠れる……はずでした。

担当氏「帯だけどカラーになったから隠れないよ、パンツ」
僕「そ、そうっすか……」

 しかし皆さん、ご安心あれ。
 12/20は富士見ファンタジア文庫の発売日でもある! 細音さんの『氷結境界のエデン5』や石踏さんの『ハイスクールD×D8』風見さんの『H+P8』が出るのです。
 え? エデンガードは石踏さんの専売特許だろうって?

 だったら二段ガードとかてきとうな名前をつけるという手があるじゃない。

例)
 上

 エデン
 D×D
 魔剣

 下

 上に挙げたH+Pや他の作品を載せても可。まさに鉄壁! ちょっとみんなの負担がアレだけど!
 というわけで、まあまた発売日が近づいたら宣伝するとは思いますが、「魔剣」よろしくお願いしますー。


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by tsukasa-kawa | 2010-11-30 21:12 | 仕事情報
 やつらはまだ滅び去っていなかった!

 今年の2月ごろの話になりますが……非実在青少年とかいう単語を覚えてます?

 青少年育成条例の改正案という「俺の嫌いなものはこの世から消えてなくなればいいんじゃい」を形にしたようなものが都議会に提出され、反対にあって否決された件です。
 アニメ、漫画を狙い撃ちにした創作物規制ですね。


 これが中身を書き換えて今月末に再提出されるとかで。
 まあ、こういうのはお互いに譲り合いながら話を刷り合わせていくものなわけで、よりマシな方向へ進めるなら……。


 修正案では、批判が相次いだ「非実在青少年」という文言を削除。その上で、条例の対象を定義する第7条に追加するものを以下のように定義した。

漫画、アニメーションその他の画像(実写を除く)で、刑罰法規に触れる性交もしくは性交類似行為または婚姻を禁止されている近親者間における性交もしくは性交類似行為を、不当に賛美しまたは誇張するように、描写しまたは表現することにより、青少年の性に関する健全な判断能力の形成を妨げ、青少年の健全な成長を阻害するおそれがあるもの
 [ITmediaより引用]


 ……悪化しとる。

「実写を除く」という時点で、大元の目的である青少年の健全な成長にはまったく効果が見込めない。
 まさか、青少年は漫画やアニメばかり見ていて実写にはまるで興味を示さないわけじゃないでしょうに。

 それから、性交もしくは性類似行為を「不当に賛美し、または誇張するように、描写しまたは表現する」っていうのも相変わらず曖昧です。
「不当に賛美云々」は誰がどんな基準で判断するんだ。手塚治虫の火の鳥とか読んだことないのか。

 今回は年齢制限(前回は18歳未満という表記があった)がなくなっているのも問題です。


 この手の話はどうしても「反対する人は破廉恥ですわ」みたいに思われがちで、提出側もだからこそ、こういう方向から攻めてきてるんでしょうが。
 これは、そういう心理を利用したファシズムです。

 提出側が真剣に青少年の育成について考えているとはとうてい思えません。真剣に考えるなら、このような内容になりえるはずがないからです。
 漫画やアニメにある種の影響力はあるでしょう。
 しかし、それは親の躾や公の教育をすら超越するものでしょうか。このような条例を出さなければならないものでしょうか。
 青少年の健全な育成とは、特定のジャンルを根絶しなければ為し得ないものなのでしょうか。

 まあようするに僕は変わらず反対なわけです。実写を除くって時点で内心が透けて見えるしねー。

 前回と同じ結びになりますが、もし危機感を覚えた方がいらっしゃったら、反対の意思を表明してくださると嬉しいです。
by tsukasa-kawa | 2010-11-28 04:44 | 日常雑記

ダイビングの話

 空から落ちた話って書こうと思ったんだけど。ま、いいや。

 手島さんに誘われて、先週スカイダイビングとかいうものを体験してきたのですね。

 高度3800メートルからのフリーフォール!
 高度1200メートルでパラシュートを開いて空中遊覧!

僕「……で、なんでまたダイビングを?」
手「取材というかなんというか、今度そういうシーンを書く予定があるので」
僕「すげー」

 え、それだけで? 妻子を人質にとられたとかじゃなくて?
 まあ怖がりなんですよ、僕。昔バンジージャンプやったときも、かなりびびってたし。

手「というわけで、川口さんもどうですか」
僕「………………よし、やろう」

 ファンタジーとはいえ、しょっちゅうキャラクターを空から落っことしてる身としてはね。一度だけなら体験するのも、とは思い。
 で、まあ行ってきました。
 ありがたいことに天気は快晴。
 僕は現地着いて書類にサインするまではまあ元気だったのですが、防寒着を着て、その上からベルトをつけはじめたあたりで、こう胃がきりきりとね。
 思えば遊園地の落ち物系ですら「ぎゃー!」ってなぐらいのノミハート。高度ン千メートルなんて何の冗談だ、まず飛行石をくれ。というような人間なのです、僕は。

 でももう金払ったし、サインしたし、飛行機の用意はできてるしなー。
 それに体験だから、スタッフのひとといっしょに落ちるわけで危険ではない。
 ほら、仮面ライダーブレイドだって後期OPで毎週落ちてたし。(何年前の話ですか)

 手島さんときたら、これがもう信じられないくらい落ち着いちゃってまあ。
 さて、そんなこんなで飛行機に乗り、離陸。
 窓から見える、どんどん小さくなっていく地上の風景はやっぱりすごかったですね。テレビとかじゃよく見るけど、自分の目で見ると違う。
 そういうのを見ながら、

「……土壇場で泣きだして動けなくなったりせんかなあ」

 と数分後の自分の行動を悲観的に予測する僕。いやー、防寒着着てからずっと、頭の片隅でそればっかり考えてました、正直。だって怖いんだもの。
 スタッフのひとたちが盛り上げてくれるんだけど、顔が自分でもわかるくらい引きつってたしね。
 さて、雲突き抜けて機体が水平になり。
 ドアが開いて、ダイバーたちが次々フォール。あっという間に僕の番。

「風の抵抗があるから落ちるときはえびぞりでね」
「ひゃ、ひゃい」(←送られてきたDVD(別売注文)見たら本当にこう言ってた)

 ドアのそばに膝立ちになると、とにかく風の音がすごいんですね。それ以外に何も聞こえないくらいで。言われた通りに上を向いてえびぞりになり

 で、あっけないくらいにフォール。 

 思ったより怖くなかった。
 怖いっていうのを感じてる暇もなかったっていうのが正確かな? いやー、さっきも書いたけどテレビとかで見る光景を自分の目で見る新鮮さって大きいね。
 あとは落ちてるっていう感じがなかったからかな。風を受けての防寒着のばたばたばたって音とかすごかったし(さっきからすごいばかりですね)

 そういや終わったあとで手島さんが「スカイツリーが見えましたねー。川口さんも見ましたか?」とか言ってきたけど、そんな周りを見る余裕なんて全然なかった。
 ただ地面をずーっと見てたもんなあ。蛇行してる川とか色違いの畑とか山とか。そのあたりはもったいなかったかもしれない。

 あ、でもパラシュートが開いた瞬間に身体がぐーっと上に持ち上がっていくときだけは重力を感じて少し怖かったね。

 で、ぶらんぶらんと揺れながら、着地。パラシュート開いてからがゆっくりだったのもあるんだろうけど、感覚が少し狂うね。高度100メートルぐらい(目測。車とかの大きさから)が全然高いと思わない。この高さから落ちたら死ぬんだろうなーとか思いながら、でも全然高い気がしないというね。
 いやー、しかしン千メートル、ン百メートルからためらいもせずに飛び降りたり、その高さでチャンバラやったりするひとたちはすごいわ。ほんと。

 とまあ長々と書いてきましたが、ようはすごかった! と、とても楽しかった!
 体験する価値は充分あります。
 え、二度目? いや、離陸前のあの胃の痛みと「駄目だ、動けない……」と悲劇の主人公ぶってる自分を想像すると、ねえ……DVDでの僕のツラといったらもう……

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by tsukasa-kawa | 2010-11-28 03:28 | 日常雑記

紹介の話

 最近はほんと寒くなってきました。
 朝ベッドから出るのが億劫になったりとか、ちょっと出かけて帰ってきたときの部屋の中の寒さときたら!

 実に1ヶ月ぶりです。生きてます。
 新作の準備をはじめたり、それ以外にも、まあ、いろいろやったり。
 ……書くことがあまりない。
 いや、その、ないわけじゃないけど、まあおいおいというか、そのうちにというか。

 とりあえず今日は富士見ファンタジア文庫と一迅社文庫の発売日なのでその宣伝を。

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  瀬尾つかさ  放課後ランダムダンジョン
  手島史詞   影執事マルクの彷徨
  大楽絢太   テツワンレイダー4
  師走トオル  火の国風の国物語11

 帯つけると↑な感じ。今回は全体的に厚めでずっしり感があったような。
 そろそろ来月発売の新作の告知も……できるはず。うん。
 他に何か書くことあったかな、あ、マックのカルボナーラはちょっと塩気が強い感じでまあまあでした。それではー

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by tsukasa-kawa | 2010-11-20 22:40 | 日常雑記