一〇八(仮)

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ライトノベル作家川口士のブログです。「魔弾の王と戦姫」18巻、それから片桐雛太さんの魔弾画集、11月25日発売です。よろしくお願いします。

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6月の本

 おひさしぶりです。
 といっても一時浮上のようなもので、ぶっちゃけまだ仕事が全然一区切りとかついてないのですよ。
 ひとまず生存報告というか。
 なんというか6月になったのでとにかく今月の宣伝をば、と。
 それにしても最近暑いよね。
 5月があまりにも気温が不安定だったので毛布だけはまだかたづけてなかったのだけど、ついにかたづけることになりそうです。
 そうそう、6月の宣伝だった。
 
 富士見ファンタジアさんから「漂う書庫のヴェルテ・テラ」3巻
 富士見書房のHPに告知されてるあらすじやら表紙やらからなんだか最終巻のように思われてるっぽいですが、まあもうちょっとだけ続きます。
 今回はいろいろ暴れたり新しい女の子とかも出てきたりするので、ご期待ください。


 それから、一迅社文庫さんから「桐野君には彼女がいない!?」
 担当さんと打ち合わせ中に「現代を舞台にしたラブコメを書いてみようか」という話がもちあがり、できあがったのがこれ。鉄道研究部の桐野君が女の子といちゃいちゃする話……のはずです、うん、たぶん、きっと。そうそう、実際に鉄道研究部だった人は怒らないでね?
 現代のラブコメというのははじめてなので(拙著ステレオタイプは一応ラブコメではないつもり)、いろいろと、これまでの僕の作品からは違ったものにしてみようと書きました。
 ……いやーいろいろな点で初挑戦なのでかなり緊張してます。がくがくぶるぶるです。

 正直、同月二冊というのは財布的にかなり厳しいと思いますが、よければ見てやってくださいませ。

 次の更新は……たぶん来週かな。
 そのときは溜まりに溜まった拍手の返事とかもやります。はい。


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# by tsukasa-kawa | 2010-06-06 13:21 | 仕事情報

子供のころの夢の話

 5月病が襲いかかってきたぞ!

 というフレーズを4月終わりごろに思いついていつか使おうと思ってそのまま忘れてしまい、それを書いたメモをさっき見つけたのでここで使っておきます。あと2週間で5月終わるけど。
 でも、5月病ってかかったことないんですけどね。いまはかかってる余裕もないしね。


 さて。僕が子供のころにブームだったものの一つにビックリマンチョコというのがあります。

 いまでもよくある「おまけをつけて子供のコレクター欲を煽り、持続的に買わせる菓子」の一種で、チョコレート菓子にシールがついていたんですが、これが大ヒット。
 シールがメインでチョコはおまけといわれてしまうほどで、ラーメンばあとかガムラツイストなんて亜流は出るわ、ロッチとかいうパチモンまで出回る始末。
 子供というのは牛乳瓶のフタなどのわけのわからんものに妙な価値を見出して小コミュニティ通貨(クラス規模ぐらいで通貨として通用する何か)をつくりたがるものですが、このシールも立派な通貨になっていました。ヘッドロココで掃除当番一週間とかね。あと悪魔シールの扱いの軽さ=たいていロッカーに貼られる、とかね。

 ここまでブームが加熱すると当然ですが、本命だったはずのチョコの末路は悲惨です。
 子供たちが駄菓子屋に押しかける。買う。その場で開ける。シールだけ取り出してチョコは袋ごとゴミ箱へ。
 当時、公園のゴミ箱にはぼろぼろのスポーツ新聞やエロ雑誌なんかの上に、たばになったチョコが積まれていたものでした。僕はそれを見るたびにもったいないなあと思ったものです。

 僕は、そのチョコもかなり好きだったんですね。シール目当ての友達と買ったとき、もったいないからとその友達のチョコをもらったりしたものです。

 僕は決して貧乏ではなかったのですが、箱買いできるほどお金持ちというわけではありませんでした。というか、当時でも箱買いなんて学校一つに一人か二人いればいい方で、そいつの扱いはすごいもんでした。

「いつか、箱で買ってたくさんチョコを食べたいなあ。よし、大人になったらそうしよう」

 このチョコに限った話ではなく、子供の頃は誰もが似たような夢を持ったことがあるんじゃないでしょうか。できればあると言ってください。

 子供の欲望、自制心に枷をつけていたのはたいてい「でもそんな金はない」というものだった気がします。

 さて。先日ネットサーフィンをしていたところ、懐かしいものが目に入りました。
 ええ、ビックリマンチョコです。
 僕が子供の頃は30円だったのがいつのまにか80円とえらい値段になっていますが、パッケージは昔のままです。迷わず購入しました。

 まだ自分の町しか知らなかったあの頃、駄菓子屋で50円の菓子を買うかどうか必死に悩んでいたあの頃、40分弱でいける池袋でさえはるか遠い世界に思っていた子供のころの夢が、ついにかなうんだ!

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3枚で飽きた。

あっれー、こんはなずじゃあ……。
いや、チョコは変わらずおいしいんですよ。懐かしい味というか。チョコの味って男の子だよな、みたいな……。単純に僕がチョコを食べきれなくなっているという……。甘いものとかいまでも大好きなんだけどなあ……。

まあ、でもシールが懐かしかったのでよし。
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# by tsukasa-kawa | 2010-05-18 04:41 | 日常雑記

森のくまさんの話

 最近はまた涼しい感じの日が続いてる気がします。や、1日の内の30分~40分しか外に出ないけどね(買い物のとき)

 で、やってることは原稿だったりその原稿の直しだったりしていまんとこ、というか今月は報告できるようなものがなさそうなので(しょっちゅうだよね)、ふと思ったことをつらつらと。



 小さな頃にふと疑問に思ったけれど、別に人生を左右するようなものではないので頭の片隅にほったらかし、というものが実はけっこうあるんですが、この類の疑問というのは不思議なことに、ある日思いもかけないところで地味に解決したりするもので。


 森のくまさんはなんであんなわけのわからん行動をとったんだろうというのが、子供の頃、地味に不思議に思ったもののひとつだったのですよ。

 花咲く森の道で会った熊さんが、お嬢さんお逃げなさいといいながらなぜか娘さんを追いかけてきて、しまいにはいっしょに歌って終わるというあの不思議なミュージカル。

 そもそもこの熊、なんで逃げろとか言ったんだろう。

 気分転換もかねてそこそこ真面目に考えてみて、出てきたのが「くまさんは神さま」説。

 これ、説話とかだとけっこうよくある話なんですけどね。
 
 この森が神域で、熊さんが森の主だとして、そこにうっかり踏みこんだ少女に

「きさん、わしの縄張りに土足で踏みこむたあええ度胸じゃのお。今回は見逃してやるけん、はよう去ねや」

 みたいなことを言ったのですよ。お嬢さんお逃げなさいというのは、マイルドな意訳に違いない。

 そして、慌てて神域を出た少女に、森の主は落としものを届ける。少女は感謝して歌を捧げる……いっしょに歌ったと意訳されたのだ。
 おおー、思いつきの割になんかそれっぽい感じ。

 そんな感じでほくほくと自己満足していたのですが、その後、あるアニメをみていたらまた別の答えが浮かんできましてね。


 森の中にドジっ娘アイドルが迷いこむ。
 森の主であるところの熊、登場。とりあえず威厳を見せて

「さっき遭難者を喰ったばかりじゃけん、見逃してやるからはよう去ねや」

 熊、追い払ったあとに白い貝殻の小さなイヤリングを拾う。

「こ、これは〇〇ちゃんの……!」(〇〇にはお好きなアイドルの名前をお入れください)

 熊、アイドルを猛追。

「わ、わし、あんたのファンですけん。よ、よかったら歌ってもらえますか……?」
 


 上書きで採用。

 今日も僕はこんな感じで不真面目に生きています。
 長年の疑問がこんな解決の仕方をしてもいいのです。別に人生を左右するわけでなし。


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# by tsukasa-kawa | 2010-05-10 23:59 | 日常雑記

日々の話

 あっつい!

 GWも終盤の中、行楽日和というか、1、2週間前からは想像もできないような暑い日々が続いておりますが、みなさまいかがおすごしでしょうか。

 僕? コタツをかたづけてクリーニング屋行った。あと仕事。

 本当はもっと早くに済ませるつもりだったんですが、雨が降ってやたらと寒い日が続いたことがあったじゃないですか。あのへんでちょっとタイミングを逃しちゃって。

 まあGWなんてどこもひとでいっぱいだろうし、暑いし、仕事あるしで部屋からほとんど出てない状態です。春物は出してたけど冬物はそのままだったからそれをしまったり。

 それにしても暑いです。5月なのに真剣にクーラーの起動を考えています。扇風機とかでもいいんだけど、紙がそのへんに積まれてるから飛んじゃうんだよね……。




 クーラーつけた。
# by tsukasa-kawa | 2010-05-05 02:39 | 日常雑記

三十七行日記

 ようやく一山越えました。

 なので解放感に浸りつつ、プライベート(作家ではない)の友人と遊びにいってきたのです。
 部屋に閉じこめられた状態から、さまざまなクイズを解いたりして脱出する「脱出ゲーム」と呼ばれるジャンルのゲームがあるのですが、それを、会場を借りて公演として実現させた「リアル脱出ゲーム」というのがあありまして。

 これが廃倉庫とか毎回さまざまな趣向を凝らしてるんですが、今回は「マジックショーからの脱出」。

 ……ええと、脱出には失敗しました。

 いやー難しかった。
 ただ、頭の中のふだん使わないところをフル回転させた感じでとても楽しかった!

 このイベントは5月5日まで行われていまして、ネタバレになってしまうのでいまのところ詳細は語れないんですが、GWが暇で、かつお台場に行く余裕があって、更に行けるときに当日券がありそうなら(どんだけハードル高いんだ)行ってみると楽しめるんじゃないかなと。

 しかし悔しい。まあ、せめてもの慰めは僕が参加した日時でのイベントは「全滅」……脱出できたグループは一つもなかったことかな。僕だけじゃないんだよ! っていうか、その時は成功率が10%切ってるとか言ってたような記憶が。

 公演が終わってネタバレしてもよくなったら……うん、気が向いたらします。いや、また仕事に戻るし。文書の画面が俺を待ってるんやー。
 しっかしほんとGWとか関係ないなあ、この仕事。

 で、報告が一つ。

 ごめんなさい。
 一迅社文庫さんから来月出る予定だった「桐野くんには彼女がいない」ですが、一ヶ月延期しての6月発売となってしまいました。
 楽しみにしてくれていた方には本当に申し訳ないです。
 今後の僕のスケジュールは

 6月:富士見ファンタジア文庫:漂う書庫のヴェルテ・テラ3
    一迅社文庫:桐野くんには彼女がいない
 7月:一迅社文庫から、たぶん何か出る。

 となります。なんというか、そのよろしくお願いします。


 あとどうでもいいようなことを一つ。

 行数調整がいいかげんしんどくなったのと、三十行越えたあたりから正直読みづらくなったので行数日記はここで終わりにします。次あたりからはまあふつうの更新ということで。

 言い訳になってしまうのですが、仕事がもうちょっと忙しい状態が続きそうなのとかまあいろいろあって、更新に割ける時間が減る減る。
 そもそもタイトルが終了のままでそっちにも手をつけてない。それもまずい。
 なので、更新しやすい状態に戻そうと。まあそれで更新頻度が上がるかっていうと(スケジュール表を見ながら)ええと、がんばってみます。


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# by tsukasa-kawa | 2010-05-02 01:12 | 日常雑記