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# by tsukasa-kawa | 2025-12-31 00:00 | 既刊情報

4月10日の話

 今年もエイプリルSSは書きましたよって、楽しんでいただければと思います。
 さて、まずはこちらの告知から。
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 漫画:かたせなのさん 脚本:早矢塚かつやさん 原作:僕
 でお送りしております「恋する魔弾と戦姫のアカデミア」
 コミックス1巻電子書籍オンリーで発売します! 
 発売日は来週の4/18(木)。ティッタはもちろん、ちび戦姫三人衆も可愛らしく描いていただきました。
 描き下ろしもあれば白い光を消す修正もあり、さらに凍漣・叛神のイラスト担当美弥月いつかさんや凍漣のコミカライズでお世話になった的良みらんさんのゲストイラストもあります。
 皆さま、よろしくお願いします。

 そんな「恋する魔弾」は
 にて1~9話+aが公開中。最新の更新は入学式特別イラストになります。
 ミリッツァはこの学園に来て、いろいろな意味で対照的な二人の先輩に出会ったわけですが、この出会いはよかったのか悪かったのか。
 性格的にはヴァレンティナと相性がいいのですけどね、この子は。エザンディスも使えるし。とはいえ、ヴァレンティナだけにしか会っていなかったら、いまみたいな子にはなっていなかったでしょう。じゃあ、ミラだけにしか会っていなかったらどうなったかといえば、ミラはなんだかんだで彼女に甘いので、別方向でだめな子になっていたような気がします。現在のミリッツァは奇跡的な出会いによって形成されたということですね(そうかな)。
 皆さまもよい出会いは大切にされますよう。
 次の更新は来週の4/18(木)。上にも書きましたがコミックス発売日でございます。

 さて、一週間ぶりですね。近所でもいい感じで桜が咲いているんですが、天気が不安定で花見にはちょっと……という昨今、皆さまいかがお過ごしでしょうか。僕は天気よりも仕事の忙しさで割と花見がしづらい状況だったりします。
 4月というのは新生活やら何やらで慌ただしいものですが(新生活がなくても契約の更新とかいろいろあるしね)、あまり疲れをためないようにしていきたいですね。具体的にはしっかりぐっすり寝る。大事。
 それにしても暖かくなってきているのは素直に嬉しいんだけど、ここで油断して長袖の服をしまってしまうと、天候の急変で大ダメージがくるのでなかなか衣替えができぬ。夜はまだ冷えることがあるし。
 来週か再来週にはまた別の発表ができると思うので、それに向けてがんばりまっす。今回はこれにて。


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# by tsukasa-kawa | 2024-04-10 23:00 | 日常雑記

4月3日の話+SS

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 漫画:かたせなのさん 脚本:早矢塚かつやさん による
 にて1~9話+aが公開中。最新の更新は悩みを聞き、罪を許す懺悔室回でございます。
 罪の意識はひとそれぞれ。リムは本人的には真面目に、スヴェトラーナはあきらかにネタで、オルガはとりあえずしておくかな感じで懺悔に来たわけで、許されていいのかと思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、ここで許すのはあくまで神です(ティル=ナ=ファ? 知らない子ですね……)。懺悔をして心の整理ができたら現実に向きあわなければなりません。
 まあリムはケットにおいしい餌をあげるなどしているでしょうし、スヴェトラーナにはあとで娘からお叱りが来るでしょうし、オルガもブレスト寮に請求書が来そうな気がするので、帳尻はおおむね合うのでしょう。リーザの場合は、時間がかかってもいつかは面と向かってちゃんと謝罪できる子ですし、推しについては、まあ、罪かなあ、罪かもなあ……。
 次の更新は明日、4/4(木)。もう少しお待ちください。

 さて、例年なら4月1日に何か書いてるんだけど、今年は急な気温差とかあって微妙に体調を崩しましてね……。いまは持ち直しましたが。
 そういうわけで、俺のエイプリルフールはまだ終わっちゃいねえ! ようやく書きました。嘘です! 楽しんでいってくれたら嬉しいですね(これは本当)。




 絹服に袖を通すと、レギンは憂鬱そうな表情で鏡を見つめた。
(笑顔、笑顔……)
 今年で十歳になる彼女は、無理矢理に口角をつりあげる。狩猟祭が終わるまでは、どのようなことがあろうとも笑顔で通さなければならない。それが自分の果たすべき務めだからだ。
 窓から見える空は青く晴れ渡っていて、狩猟には絶好の日だ。
 大雨が降ってくれれば中止になるかもしれないのにと思ったが、その願いはかなえられそうになかった。

 ブリューヌ王国の歴代の王は、たびたび狩猟祭を催し、国内の貴族や国外の賓客を招いて親睦を深めてきた。
 狩猟祭というと、ただの遊興に聞こえるかもしれないが、実に四つの王国と国境を接しているブリューヌにとっては、きわめて重要な行事である。いずれか一国を味方につけることができれば、野心を抱く他の国を牽制できるからだ。それに、情報収集にも適している。
 当代の王ファーロンもまた、王国の内外から貴族諸侯や騎士らを招いて狩猟祭を行った。
 ファーロンの子であるレギンも当然出席した。

 レギンは、世の人々にはレグナス王子として認識されている。王子が実は女であるという事実を知っている者は、数えるほどしかいない。
 このようなことになっているのには、わけがあった。
 彼女の母、つまりファーロンの妻だったブリューヌ王妃は、レギンを産んだあと、子を産めなくなったのだ。
 ブリューヌでは王女に王位継承権が与えられないため、王妃は血脈を残すという役目を果たせなくなってしまう。
 離婚を強いられる可能性が大きく、それをまぬがれても王宮に勤める者たちから蔑視や憐れみの視線を向けられることは間違いなかった。
 そこで、ファーロンは娘を王子ということにしたのだ。名前も、王妃が考えたレギンを隠し、男らしいレグナスにした。
 そうして、レギンは表向きは王子として生きてきたのである。この先も王子として生きていくだろう。
 いつか、隠すことができなくなる日まで。

 今度の狩猟祭におけるレギンの役目は、二人の少女の相手役だ。
「はじめまして、レグナス殿下。ギネヴィア=コルチカム=オフィーリア=ベディヴィア=アスヴァールと申します。狩猟祭、楽しみですね」
 アスヴァール王国の第一王女ギネヴィアは、明るい微笑を浮かべながら、ドレスの裾をつまんで会釈した。艶やかな黒髪は腰に届くほど長く、金糸や銀糸をふんだんに使ったドレスをまとっているが、本質は活発な気性の持ち主なのだろうと、レギンは想像する。彼女の瞳の輝きや表情から、そう感じるのだ。
「はじめてお目にかかる、レグナス王子。レーヴェレンス家のヴァルトラウテ=フォン=レーヴェレンスだ。ブリューヌ騎士たちの狩猟、じっくり見せていただく」
 ザクスタン王国の有力な土豪の令嬢だというヴァルトラウテは、ギネヴィアとは対照的に生真面目な表情と堅苦しい態度を崩さず、一礼した。
 土豪とは、ブリューヌにおける地方領主のようなものだ。レギンが事前に教えてもらったところでは、レーヴェレンス家は、王が無視できぬほどの権勢を持つ諸侯というところだった。
 ヴァルトラウテは長身で、鮮やかな赤い髪を肩のあたりで切りそろえており、スカートではなくズボンを穿いている。動きもきびきびしていて、戦士らしさがあった。
「お二人とも、遠路はるばるこのブリューヌまで、よく来てくださいました。このレグナスが、精一杯おもてなしをさせていただきます」
 レギンは自然な微笑と完璧な礼儀作法で、二人に応じる。国外の賓客の相手をするという役目自体は手慣れたものだ。今回の二人には少々面食らったが、それでも調子を崩すことはなかった。
(それにしても、私にこの二人の相手をしろというのは……)
 婚約するとはいかないまでも、せめて仲を深めてくるようにと、ギネヴィアもヴァルトラウテも、それぞれの家族から言われているのだろう。しつこいようだがレギンは表向きは王子であり、兄弟姉妹もいないので周囲からは次代の王と目されている。
 ならば、政略結婚を考え、血筋のよい王女や、それに準ずる令嬢を近づけるのはごく当然のことだった。
(たとえ婚約の話が持ちあがっても、お父様があらゆる手を使って潰してくれるでしょうけど……)
 こちらが粗相をしてしまったら、断りづらくなるだろう。
 レギンは二人を退屈させまいと、がんばった。高名な騎士や諸侯を紹介し、彼らがうまく獲物を仕留めたときは手を叩いて喜んで場を盛りあげようとし、この狩猟場の地形や、どのような獣がいるかなどを話した。
 だが、四半刻で精神的に限界がきた。
 とにかく話が合わない。
 諸侯の令嬢というものは、このような場であっても狩猟の話などはしない。詩や歌、装飾品や化粧、それから眉目秀麗な諸侯や騎士の話などをするものだ。レギンがいままでに接してきた令嬢は皆、そうだった。
 だが、ギネヴィアもヴァルトラウテもまるで違う。狩猟や武器の話ばかりするし、騎士たちが獲物を仕留め損ねると、「馬の操り方がなっていない」「動きが雑」などと、割と容赦がない。挙げ句の果てに、自分にも狩りをやらせてほしいと頼みこんでくる。
 レギンには狩猟の経験がなく、それどころか剣も槍もろくにさわったことがない。馬も、乗って歩かせることはどうにかできるが、走らせるのはまだ無理だ。だから、狩猟や武器について聞かれても、彼女たちを満足させる答えが返せない。
 これで間がもつわけがない。レギンの精神ももちろんもたない。
 そのため、「ちょっと三人で散策してみませんか?」というギネヴィアの提案に、ついうなずいてしまった。
 いつものレギンなら、二人の立場と安全を考えて強く止めただろう。それぐらいで気晴らしになるならと、気が緩んでしまったのだ。

 お目付役たちの目を盗み、レギンたちは森の中を歩く。
 ひとけのない場所は、表沙汰にできない男女の逢瀬あり、諸侯同士の密会ありと、思ったより刺激的だった。彼らに見つからないよう静かに進んでいくと、三人はひとりの少年と出会った。貴族にしてはあまり上等といえない服装で、手には弓を持っている。
「あなたは……ティグルヴルムド=ヴォルンですね」
 レギンが声をかける。狩猟祭がはじまってから挨拶をしてきた貴族の子息たちのひとりだ。唯一、弓を持っていたことで印象に残っていた。
「王子殿下、どうしてこのようなところに」
 ティグルは驚きつつ、慌ててその場に膝をつく。
 聞けば、弓しか使えないので皆から嘲笑され、仲間に入れてもらうこともできず、こうしてひとりで狩りをしているということだった。
「もう十歳なのに、剣も槍も使えないのか。たしかにそれは仲間に入れづらいだろう。ブリューヌの狩猟の仕方を見ていたが、弓を戦力としてあてにしていなかったからな」
 ヴァルトラウテは率直に言ったあと、微笑を浮かべて付け加えた。
「だが、ひとりで狩猟を行う気概は評価する」
「そうね。こうなったら大物を仕留めて他の者たちを見返してやりなさい」
 ギネヴィアの言い方は励ますというより、けしかけるふうだった。ティグルは困惑まじりの笑みを浮かべ、二人に丁重に礼を述べる。
 それから、レギンが聞いた。
「あなたは、弓を使えるのですか?」
 半分は純粋な興味だが、もう半分は彼を賞賛するための言葉だった。ティグルがあるていど矢を飛ばせたなら、それだけで褒めてあげようと思ったのだ。多少は元気づけられるかもしれない。
 ティグルは自分の弓を一瞥し、顔をあげ、立ちあがった。

 ティグルが一羽の鳥を難なく射落としたことに、レギンは目を丸くした。彼女だけではない、ギネヴィアとヴァルトラウテもだ。
「信じられない……」
 慣れた手つきで火を起こすティグルの背中を見ながら、ヴァルトラウテはつぶやいた。
「十歳でこれほどの弓の腕だなんて……。ザクスタンにはいないぞ」
「アスヴァールでも見たことありませんわ。この先、どれだけ伸びるのか……」
 ギネヴィアも呆然としている。二人の反応にレギンは驚き、自分のことのように嬉しくなった。ティグルに歩み寄り、尋ねる。
「火を起こして、何をするのですか?」
「せっかく仕留めたので、食べます」
 火が一定の大きさになったのを確認してから、ティグルはレギンを振り返った。仕留めた鳥を軽く持ちあげる。
「すぐにさばきます。怖かったら、後ろを向いていてください」
「いや、見届けよう」
 最初にそう言ったのはヴァルトラウテだ。彼女はティグルのすぐそばまで歩いて、胸を張った。
「部下や従者が獲物をさばくのは見たことがある。気にしなくていい」
「私ははじめてですが、いい機会ですね」
 ギネヴィアは緊張で顔を強張らせながらではあったが、ヴァルトラウテの隣に立つ。二人を見て、レギンは対抗意識をかきたてられた。
 そもそもティグルはブリューヌ貴族だ。ブリューヌの王子である自分だけが怖がって目を背けるわけにはいかない。
「どうぞ。続けてください」
 ティグルはうなずき、鳥をさばきはじめる。レギンは顔を手で覆いたかったが、がんばってその作業を見届けた。
 その後、ティグルは鳥の肉をてきとうな大きさに切ってから、食べるかと三人に聞いた。
「食べます」
 真っ先に、レギンは答えた。これ以上、二人に先を越されてたまるかと思ったのだ。
 ティグルが先に一口食べて、焼き加減を確認してから、三人にそれぞれ肉を提供する。
(おいしい……!)
 レギンにとって、焼きたてのあたたかいものを食べたのははじめてだった。塩をふっただけの、大雑把に切った肉なのに、いままで食べたどんなものよりもおいしい気がした。それは錯覚だとしても、貴重な体験に違いなかった。
 ギネヴィアとヴァルトラウテも同じようで、二人とも火傷しないよう口を慌ただしく動かしながら、目を輝かせて肉を咀嚼する。
 四人で食べると、肉はすぐになくなった。
「ヴォルンといいましたね」
 興奮で頬を紅潮させながら、ギネヴィアが言った。
「私とともにアスヴァールへ来なさい。我が国なら、あなたの弓の技量を認め、もっともっと伸ばしてあげることができるわ。待遇もよいように取りはからいます」
「……え?」
「いや、この少年には我が国に来てほしい」
 ヴァルトラウテがレギンを見る。
「レグナス殿下、どうだろうか。彼をレーヴェレンス家の客人として預かりたい。ひとかどの戦士として育てあげることを約束する」
「……は?」
 困ったティグルはレギンに視線で助けを求めた。
 レギンとしても突然の事態に、とっさに考えがまとまらない。わかっているのは、何としてでもティグルを他国へ行かせてはならないということだ。この二人がこれだけほしがるのなら、なおさらである。
「待ってください。まず、彼の父でありヴォルン家の当主であるウルス卿に話をしてみないことには……」
 そう言って、時間を稼ごうとしたときだった。
 急に、四人を包む空気から一切の音が消え、静寂が訪れる。にわかに肌寒くなった気がして、レギンはおもわず首をすくめた。
 ギネヴィアとヴァルトラウテも顔をしかめ、薄気味悪そうに周囲の木々を見回す。ティグルもだ。
 空は明るいのに、木々の奥の暗がりが、不釣り合いに濃くなった気がした。自分たちがいるべき世界から切り離されて、どこかに迷いこんでしまったような、奇妙な心細さをレギンは覚える。
 不意に、背後で草を踏む音がした。レギンたちはびくっと肩を震わせて、身がまえながら振り返る。
 誰も叫び声をあげなかった。驚きが、声を奪った。
 レギンたちの目の前に、三人の女性が立っている。
 いずれも二十チェート(約二メートル)を超える異常な長身の持ち主で、つばのある丸い帽子をかぶり、スカートと一体になった袖のない薄地の服を着ていた。長すぎる黒髪は顔のほとんどを隠し、膝近くまで達している。肌は病的なほどに白く、腕は細い。
(か、怪物……!?)
 レギンだけでなく、ギネヴィアもヴァルトラウテもそう思った。膝が震えて動けなくなり、恐怖で泣きそうになる。
 女性たちが黒髪の隙間からレギンたちを見下ろす目は冷たく、暗く、何より生きた人間に向けるものではないように思われて、恐ろしかった。
 だが、ティグルは平然と彼女たちに声をかけた。
「ニュイたちじゃないか。おまえたちも来てたのか」
 その瞬間、空気が正常なものとなり、音が戻ってくる。鳥のさえずりや風に揺れる梢の音が聞こえて、レギンたちは大きく息を吐いた。いつのまにか、顔中に汗をかいていた。
「知りあい……なんですか? 領民とか?」
 レギンがどうにか口を動かして聞く。ティグルはニュイと呼んだ彼女たちを見上げながら、くすんだ赤い髪をかきまわした。
「領民といわれると違うんですが……。少し前に、うちの領地にふらっと現れたんです。この格好で。話を聞けば、三つ子だけど記憶がほとんどなくて、身寄りがなくて、行くあてもないというので、しばらくうちに置くことにして……。無愛想で無口ですけど、つきあってみると優しいし、体力もあるし、掃除や子守りならできるしで、領民たちともうまくやっているんですよ」
 レギンはあらためてニュイたちを見上げる。ティグルを見る彼女たちの目はとても優しげで、自分たちに向けていたものとはまるで違う。
 とりあえず、彼女たちから敵意が失われたことがわかって、レギンは胸を撫で下ろした。
「ニュイというのは、この三人のうちの誰の名だ?」
 ヴァルトラウテが尋ねる。ティグルは肩をすくめた。
「三人ともニュイです。名前がないというので、髪の色が夜(ニュイ)みたいだからそう呼ぼうと言ったら、三人ともそれがいいと」
「記憶がないということだけど、どこの出身かもわからないということですか?」
 そう聞いたのはギネヴィアだ。ティグルは苦笑した。
「昔、何をやっていたと聞いたら『女神』だと答えるんですよ。だから皆、変わり者として扱ってます」
 ニュイたちの存在に話題を持っていかれたこともあり、ティグルを連れていくという話は、このときはうやむやになった。
 だが、ギネヴィアも、ヴァルトラウテも、ティグルの件についてはあらためて話しあおうと言って、狩猟祭は終わったのである。

(やっぱり、幼少期から近くで見守って魔弾の王としての覚醒を促すという手はまずかったんじゃないかしら。これで本当に技量が伸びるの?)
(私はあなたがひとりで飛びだしていったから来ただけよ。抜け駆けは禁止といつも言ってるでしょ。それはそれとして「世界を改変する力がほしいか」と聞いたら「ほしい」と答えたから、間違ってないとは思うわ)
(意味を理解してほしいと言ったわけじゃないからそれは認められないかな……私も鳥を食べたかった)

 ティグルヴルムド=ヴォルンがこのあと、どのような人生を選択するのかは誰も知らない。


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# by tsukasa-kawa | 2024-04-03 23:30 | SS

3月27日の話

3月27日の話_e0172041_18355373.png

 漫画:かたせなのさん 脚本:早矢塚かつやさん による
 にて1~8話+aが公開中。最新の更新はホワイトデー特別イラストになりまする。
 漫画担当かたせさんが、おまけとしてティグルのお返し「一律平等のマシュマロ+鹿の角」を描いてくれたのですが、鹿の角はなかなかこちらの世界のティグルらしいと思いました。豊穣の象徴という点については正直、考えていないと思うんだけど、だいたいカルシウムやコラーゲンでできていて骨に近いものなので加工しやすいというか、たぶんティグルなら加工できるので(こちらの世界だと道具も豊富だし)、頼めば何かつくってくれる気がします。
 そういうのに気づく子というと、筆頭はオルガでしょうねえ。こと狩りに関してはティグルと相性がよすぎるので。次にエレンとリュドミラ、あとサーシャが鹿の角の加工品についての知識がありそうというあたりでしょうか。
 次の更新は明日、3/28(木)。もう少しお待ちください。

 さて、お次の宣伝はこちら。
3月27日の話_e0172041_18450149.jpg

「魔弾の王と叛神の輝剣」2巻好評発売中です!
 詳細はこちらから。
 電書版「魔弾の王と叛神の輝剣」1巻、電書限定「魔弾の王と戦姫」第6章(旧魔弾の14~16巻を加筆修正の上で収録)も発売中です。こちらもよろしくお願いします。叛神3巻もお楽しみに!

 さて、一週間ぶりですね。というか、まもなく3月が終わりますね(仕事ばかりやってたのでえっ、もうという感じではある)。まだ桜が咲いてないところもけっこうあるし、花粉症は落ち着きそうにないという状況ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。春休みやら年度末やらも終わりが見えてきて、新しい生活への準備期間に入った気がしますが、あまり気を張らずに(といってもどうしたって忙しくなったりあれこれ目についたりして気が張る)いきましょう。
 来週は……いや、来週はアレなので、再来週は何か発表できるかも。


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# by tsukasa-kawa | 2024-03-27 23:00 | 日常雑記

3月20日の話

3月20日の話_e0172041_18355373.png

 漫画:かたせなのさん 脚本:早矢塚かつやさん による
 にて1~8話+aが公開中。最新の更新はホワイトデー特別イラストになりまする。
 ホワイトデー。バレンタインデーのお返しをする日でございまして(最近はバレンタイン関係なく親愛の情からお菓子をあげる向きもあるようですが)、エレンのようにどっちゃりチョコをもらった子はなかなか大変なのです。匿名のチョコをはたしてどう処理するか。今回、エレンはちゃんと匿名チョコもすべて受け取り、お返しを用意したわけですが、この世界では副寮長のリムなんかはそういうの危険視して容赦なく捨てる気もするんですよね。
リム「匿名のチョコなど中に何が入っているかわかったものではありません」
エレン「実名だから安心というわけではあるまい。ミリッツァなど堂々と薬入りを……」
 というやりとりがあったかも、なかったかも。リーザもたぶん来年には正面からチョコを渡せるように……なればいいね。
 次の更新は来週、3/28(木)。しばらくお待ちください。

 さて、お次の宣伝はこちら。
3月20日の話_e0172041_18450149.jpg

「魔弾の王と叛神の輝剣」2巻好評発売中です!
 詳細はこちらから。
 電書版「魔弾の王と叛神の輝剣」1巻、電書限定「魔弾の王と戦姫」第6章(旧魔弾の14~16巻を加筆修正の上で収録)も発売中です。こちらもよろしくお願いします。叛神3巻もお楽しみに!

 さて、一週間ぶりですね。3月も先週後半戦に突入し、いま第4コーナーが見えてるあたりだと思うんですが、ここのところ、寒暖差と風に翻弄されている気がします。今日は暖かいな、そろそろ春かな? 残念、気の迷いでした! 明後日は冬みたいに寒いです! みたいな。今日は春分の日なのに春って感じが僕のまわりではしなかったし。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
 ちょっと今週は上に書いた感じで仕事がドン詰まってるのと疲れがたまってるのとで、これにて。来月は何かしら発表できるかもしれん(来週は微妙なところ)。
 春休みを満喫している君も、年度末で慌ただしさに追われているあなたも、休息を忘れずに。


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# by tsukasa-kawa | 2024-03-20 23:00 | 日常雑記

ライトノベル作家川口士のブログです。「魔弾の王と叛神の輝剣」他、発売中です。よろしくお願いします。


by tsukasa-kawa