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というわけで、的良さんと話しあい、せっかくレーシーの姿を変えたんだから倒し方も大きく変えていこうとなりまして、剣を弓で放つ、さらにずんばらりんという形での決着となりました。この攻撃、小説ではなかなかイメージしにくいのでやりづらい表現でもありまして、この機にやっていただけてよかったなと。
ちなみに黒弓で竜具を放つの、他の竜具でも(だいたいは形を変えられるので)可能です。ミラの槍は柄の長さを縮められますし、リーザの鞭も鋼鞭っていう形態がありますし、オルガの斧も大きさを調整できるし、サーシャの双剣だったらとくに苦労しないでしょうし……。ソフィーの錫杖とかミリッツァの大鎌とかもまあ、めんどくさそうだけどできるんだろうなあ……。威力については、ティグルに対する竜具の好感度にも左右されるので。
そして、ティグルたちの背後から現れた者は。原作読者の方々にはもうおわかりですね。
次回の更新は今週末の
5月21日(土)。あと数日お待ちくださいませ。
さて、一週間ぶりですね。暑かったり寒かったり、でもってここ一週間は曇りだったり雨だったりしたわけですが、いつのまにか梅雨が迫っているらしいですよ。まだ冬物を片付けきってないのに?
そんなわけで僕は少しずつまた冬物を片付けてるのですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。まあ5月も後半戦ですし、季節を考えれば順当ではあるんですけどね。ときどき四季の流れについていけなくなっています。まあ季節ネタは小説においても貴重な素材なので、なくなってほしいとは言えないのだけどね。
ところで先日、観てきましたよ。

シン・ウルトラマン。
面白かった。ウルトラマンが好きなひと、興味を持ったひとならお勧めです。ウルトラマンについての知識がなくても楽しめるかと。
ネタバレ上等で話すと、これはウルトラマンをはじめとする宇宙人とのコミュニケーション(宇宙人による侵略を含む)の物語なんですよね。ウルトラマンどころかウルトラQからの、ウルトラマンシリーズの王道ともいえる話です。といっても堅苦しいものでも仰々しいものでもなく、肩肘張らずに観られるものです。まあ、ほら、ウルトラ世界の宇宙人とのコミュニケーションて、四畳半の部屋でちゃぶ台挟んでやるようなもんだしさ。令和のメトロンって子供なんだね。
この作品のウルトラマンは正義感とか善意ではなく、それ以外の理由で地球人を守って戦うわけですが、どうしてそういう結論にたどりついたのかという明確な説明は為されないんですね。むしろ、ウルトラマンが地球に下りてからは、人間の弱い部分やみっともない部分しか見てないんじゃないだろうかというぐらいで。
ウルトラマンも、最初はあきらかに人間を理解していない(腰に手を当てているポーズはそうだったと思う。ただ、あのポーズはどうしてもやらせたかったのだろうなという気もする)し、積極的に交流をするわけでもないんですが、そもそも完全な理解を得ようとはしていないんですね。自分にとってはこれで納得できる、動く理由たりえる、ぐらいで。
ビジネスライクにわかりやすく交流目的を説明してくる敵との対比でもあるんでしょうか。予告に出てたから名前出しちゃうけどメフィラスみたいなのは好きです。徹頭徹尾、ビジネスで動いていて。
まあ、このへんは僕が個人的にそう思った、ぐらいですし、真面目に語るものでもなく、すごかった、熱かった、楽しかったですませるべきかもしれませんが。
あと、やっぱり映画館のスクリーンで観るウルトラファイトもとい怪獣との戦いは圧巻ですよ。ウルトラマンも動くし、はねるし、回転するし。
ラスボスの造形もこう変えてきたかって感じで、あのデザインは大好きですね。あの絶望的な戦いはぜひともスクリーンで観てほしい。あっ、勝てないって思うから。
ほんと、大人でも子供でも楽しめる新解釈ウルトラマンという感じでした。しかし感想を言語化するのは難しいね。
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