4月12日のお話
2018年 04月 12日
「ドウゾ。蝋でかためた鳥の羽根デース」「いや、さすがにこんなもので飛べるわけないよ、無理無理」「デハコレモ。鉄の勇気デース」「あっ、何か急に飛べる気がしてきた。そうだよ、俺は飛べる。あの太陽までだって飛んでみせる」「……科学ノ進歩ニ犠牲ハツキモノデース」 #勇気一つを友にして
— 川口士 (@kawaguchi_tsu) 2018年4月11日
ギリシャ神話の一節をもとにした「勇気一つを友にして」ですよ。正直、蝋でかためた鳥の羽根を両手に持って飛べって言われたら、こいつ正気じゃねえな……と考えるんじゃないかと思うのですね。というか、神話のそのエピソードは、人間の傲慢さやテクノロジー批判として有名らしく、この歌とは正反対なんですよね。これは地域性、民族性なのか。それとも、そのエピソードを知った上でひねってきたのか。僕としては、鳥の羽根なんぞでそんな高くまで飛んでみせたイカロスの筋肉って半端じゃねえなと思うのでした。たぶんヘラクレスよりごついと思うよ、肩と腕だけは。
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by tsukasa-kawa
| 2018-04-12 23:34
| 日常雑記