4月29日のお話




 タンゴは18世紀後半にイベリア半島で踊られていた、というのが確認されているダンス形式でして、これを鬼が嗜むとすれば、当然それ以降の時代と考えられるわけです。ならば現代で学んでもおかしくなかろう。そんなノリで「赤鬼と青鬼のタンゴ」です。日本昔話などでも、鬼はちょくちょく人間に興味を示しますからね。
 しかし鬼が夜の山の中でタンゴを踊っているさまを人間が見たら、どう思うでしょうか。よほどダンスに詳しいひとでなかったらタンゴと思わないんじゃないか。もしも山の中で鬼を見かけて、しかもその鬼が不可解な動きをしていたら、彼らなりの踊りなのかもしれません。

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by tsukasa-kawa | 2018-04-29 21:59 | 日常雑記

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