一〇八(仮)

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ライトノベル作家川口士のブログです。「魔弾の王と凍漣の雪姫」9月21日発売となります。よろしくお願いします。

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2018年 04月 04日 ( 1 )

4月4日のお話




 パパは何やっとんねんでおなじみの、山口さんちのツトムくんですよ。
 山口さんちのツトムくん、このごろ少しへんよ、どうしたのかな~という女の子の語り口調ではじまるわけですが、絵本を見せる、大事な三輪車といった一節から、ツトム君は小学校に行く前の年齢ではないかと思われるわけですね。
 そのツトム君が遊びに誘われても「あとで」ばっかり。しまいには挨拶すらしなくなる。そのわけはママが田舎に行っていたからで、ママが帰ってきたらツトム君は元気になった……という物語が紡がれるわけです。いや、だからパパ何やっとんねん。
 パパはもちろん働きに出ていたんでしょう。この歌が放送された1976年だと、子供を連れて勤め先に行くなんてハードルが高いなんてもんじゃなかったと思われます。赤ん坊を背負ったサラリーマン金太郎だって1994年だし。でも年齢一ケタ前半の子供を家に置き去りはあかんやろ。ご近所づきあいはまだいまほどぼろぼろではなかったと思うので、隣近所のひとに見てもらっていたのかもしれませんが、それならママが田舎に行っていた理由はもっと早い段階でわかりそうなものです。
 つらつら書きましたが、ママが田舎に帰った理由は、かなりアレな事情だったのではないか、だからパパも動揺して息子どころではなかったのではないか、などと邪推をしてしまうわけですね。そういう歪んだ目で見ると酸っぱいイチゴってフレーズもなんだか隠喩くさいね!

 歌の中におけるパパの不在からもうひとつ考えられるのは、ツトム君が実はママのつくった機械という可能性ですね。ママがいないとエネルギーが足りなくて必要最低限の応対しかしなくなり、三輪車も片付けなくなり、きっと長袖からは機械の腕が覗いて、正体を確かめようとしたら腕がみょいーんて伸びたりするんですよ。妄想です。はい。

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by tsukasa-kawa | 2018-04-04 23:04 | 日常雑記