カテゴリ:既刊情報( 5 )

既刊一覧

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by tsukasa-kawa | 2021-12-31 00:00 | 既刊情報

作品紹介「帝剣のパラベラム」

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著者:川口士
イラスト:kakao
レーベル:ダッシュエックス文庫
発売日:2019年12月20日
ISBN:978-4-08-631347-6


「―神聖裁判を!」


「神聖裁判をはじめます。アルさまに害を為すなど、死刑しかありえませんね」

「待て、シルファ」

 神聖フィリア帝国の皇子であり、妾腹の子アルヴェールは父を憎み、己の力で名声を得るために旅をしていた。

 仲間は二人。神敵には容赦なく大鎌を振るい、アルヴェールを慕って隙あらば夜這いをかけてくる女神官、「聖女」シルファ。戦いと食事と英雄伝を好み、アルヴェールと契約を結んだ身でありながら、尊敬する様子が一切ない「セラフィム」のセイラン。

 旅の中で、アルヴェールたちは「地底樹」と呼ばれる巨大な魔物に関わっていく。だが、魔物の裏には、帝国を滅ぼそうと企む魔術師の暗躍があった……。




 60冊目の本になります。

 王国が乱立し、剣と魔術が争いを呼ぶ大陸で、神話の時代につくられた戦う兵器「セラフィム」を従える天翔騎士を主人公としたファンタジーです。

 セラフィムをはじめとする世界設定を「聖剣学院の魔剣使い」や「精霊使いの剣舞」(ともにMF文庫J刊)でおなじみの志瑞祐さんに考えていただき、登場人物や物語を僕が考えるという形で書いたもので、僕にとってははじめての試みだったのでとても面白い経験になりました。


 また、本作は、同日に発売している早矢塚かつやさんの「双月のエクス・リブリス」と世界観を同じくしていまして、シェアード・ワールド形式の作品でもあります。

 表紙を飾っているシルファですが、ヤンデレ気質の女の子をメインヒロインとして書くのははじめてで、ちょっと気を抜くとすぐ暴走しそうになるのでなかなか扱いの難しい子でした。kakaoさんには可愛い面や格好いい面などさまざまなシルファを描いてもらいましたので、ぜひ見てほしいところです。


 彼女の他に書いていて楽しかったのは、主人公アルヴェールの父である皇帝ファルカリスですね。僕の書く主人公はだいたい親が死んでいたり遠くにいたりするので、こういう親子は珍しいかもしれません。気に入っていただけたら何よりです。


by tsukasa-kawa | 2019-12-20 00:00 | 既刊情報

作品紹介「魔弾の王と凍漣の雪姫4」

作品紹介「魔弾の王と凍漣の雪姫4」_e0172041_01123459.jpg

著者:川口士
イラスト:美弥月いつか
レーベル:ダッシュエックス文庫
発売日:2019年9月25日
ISBN:978-4-08-631330-8


「されど、もし我を認めたまわば、最後の眠りの先に円卓にて!」


 エリオット王子を利用してアスヴァールの内乱に介入すべく派遣されたティグル、ミラ、ソフィーたちジスタート軍は、暴虐の限りを尽くしていた魔物・トルバランを討ち取り、港町デュリスの解放に成功した。
 が、王子の急死という予期せぬ事態の発生により、急遽、ギネヴィア王女を総指揮官とするアスヴァールおよびブリューヌとの連合軍を結成して、ジャーメイン王子と対峙することに。
 ジャーメイン王子の勢力圏へ橋頭堡を築くためにマリアヨの港を落とさんとする連合軍だったが、待ち構える敵の船はこちらの倍以上。圧倒的劣勢の中、アスヴァールの覇権を懸けた海戦が始まろうとしていた……。




 59冊目の本になります。

 魔弾の王と凍漣の雪姫4巻、アスヴァール内乱編の後半戦です。

 前巻でトルバランと戦ったこともあり、今回は海戦、野戦に+aと、魔物抜きの戦いずくめでお送りさせていただきました。


 登場人物もティグルとミラ、ソフィーに加えて、ジスタートからはミリッツァ(表紙を飾ってるし、書いてしまっても問題ないでしょう)、アスヴァールからはギネヴィアや老将ウィル、長弓使いのハミッシュ、ブリューヌからは黒騎士ロランと某大貴族の息子氏と盛りだくさんです。この某息子氏やミリッツァ、それからムオジネル人のダーマードなどは書いててあまり重くならない貴重なひとたちなので、書き手からするとたいへんありがたい存在ですね(大事にするとは言ってない)。

 この巻での美弥月さんのイラストもロランや拗ねるソフィー、表情の消えたミラなど見所多数ですが、僕の一押しはタンデムしている二人です。


 ギネヴィアは今後もティグルたちの物語に関わってくるので、この時点で書けることを書きました。この3・4巻はギネヴィア覚醒編ともいえるでしょう。彼女のこれからの動向を見守りつつ、物語を楽しんでいただけたらと思います。


 それと、この巻では大きなミスを二つしてしまいました。初版の201ページに文章の重複が、316ページと318ページにほとんど同じ意味の文章があります。初版をお買い上げいただいた方には、この場を借りてお詫び申しあげます。



by tsukasa-kawa | 2019-09-25 00:00 | 既刊情報

作品紹介「魔弾の王と凍漣の雪姫3」

作品紹介「魔弾の王と凍漣の雪姫3」_e0172041_16543374.jpg

著者:川口士
イラスト:美弥月いつか
レーベル:ダッシュエックス文庫
発売日:2019年5月24日
ISBN:978-4-08-631306-3


「ところで、ギネヴィア殿下にお話があるのですけれど」


 ライトメリッツを襲ったアスヴァール軍を撃退し、エリオット王子を見事に捕らえたティグルたち。ジスタート王国はエリオットを利用して、アスヴァールの内乱に
介入することを試みる。遠征軍の指揮官に任命されたのはミラとソフィーの二人だったが、その人選にはいくつもの思惑があった。
同じころ、アスヴァールの王女ギネヴィアは、自らの野心をかなえるためにブリューヌ王国を訪れていた。ブリューヌは黒騎士の異名を持つロランに、あることを命じる。
野心家たちが入り乱れ、混迷渦巻くアスヴァール島で、ティグルとミラの前に新たな強敵が立ちはだかる。戦いの先で二人は何をつかむのか――。



 58冊目の本になります。

 魔弾の王と凍漣の雪姫3巻、アスヴァール内乱編の前半戦です。

 アスヴァール王国での戦いはいわゆる旧魔弾でも6巻から7巻にかけて書いたのですが、こちらではブリューヌ王ファーロンもロランも健在だし、ガヌロンも自分の領地であるルテティアにいるし、ムオジネル遠征でダメージ受けたの南部の諸侯だし、じゃあブリューヌが関わらないはずがないよね……というところから大きく違う話となりました。


 アスヴァールは、魔弾の主要諸国(ブリューヌ、ジスタート、ムオジネル、アスヴァール、ザクスタン)の中で、大きな島に王都を据えながら、大陸にも領土を持っている唯一の王国です。小さな島なら他の国ももちろん持っていますが、アスヴァール島なみのものはありません。

 それと、旧魔弾では島の方を舞台にしなかったこともあって、まずはこちらを舞台にしよう、港町を出そうと決めました。表紙の背景にもなっている大灯台は編集氏のアイデアです。


 美弥月さんには甘えるソフィーや紅茶を淹れるギネヴィアなど魅力的な一枚をいろいろと描いていただきましたが、やはりロランのような騎士が剣をかまえると映えますね。初見でなければ一対一でやつに勝てたんじゃないだろうか、この子。


by tsukasa-kawa | 2019-05-24 00:00 | 既刊情報

作品紹介「魔弾の王と凍漣の雪姫2」

作品紹介「魔弾の王と凍漣の雪姫2」_e0172041_20114450.jpg

著者:川口士
イラスト:美弥月いつか
レーベル:ダッシュエックス文庫
発売日:2019年2月22日
ISBN:978-4-08-631289-9


「私はエレオノーラ=ヴィルターリア。おまえは?」


 ブリューヌ、ジスタート連合軍によるムオジネル侵攻は、失敗に終わった。
 アルサスに帰還したティグルだが、国王からの密命を受けてジスタートへ向かう。
 愛するミラとの再会を無事に果たし、オルミュッツを訪れたティグルを、新たな出会いが待ち受けていた。ミラと険悪な間柄で知られる戦姫“銀閃の風姫”エレオノーラが来ていたのだ。
 一方そのころ、北西の王国アスヴァールは、ジスタートに野心の牙を向けようとしていた。そこには、戦による混乱と流血を望むブリューヌのガヌロン公爵と、そして魔物の影があった。
 黒弓と竜具に導かれるティグルとミラの運命は…!? 新たな魔物との戦いが幕を開ける!!




 57冊目の本になります。

 魔弾の王と凍漣の雪姫2巻、戦姫との遭遇編です。

 本作においてリュドミラがメインヒロインである以上、隣接している公国の主であり、犬猿の仲であるエレンと、貴重な友人であるソフィーが関わらないはずがありません。新魔弾でのティグルとエレンの出会いがどのようなものになったのかは、ぜひ本編を読んでいただきたいと思います。


 さて、諸国間の関係も、魔物との戦いも、旧魔弾とは大きく異なる流れになる(予定の)本作ですが、1巻と同様、この巻でもティグルと戦姫たちは魔物と相見え、その目的を知ることになります。もっとも、戦姫はその立場上、魔物のことに専念するわけにもいかず、諸国間のあれこれに関わっていくことにもなるのですが。

 他の見所は、やはり旧魔弾と違う道を歩みはじめたザイアンやダーマード、また禿ではないルーリック(書いてて新鮮だった)や忠実な副官であるリムたちでしょうか。ブリューヌが健在なことで、エリオットやギネヴィアの行動も大きく変わりましたね。


 美弥月さんに描いていただいたイラストはやはりというかエレンが多めになりまして、どのシーンも好きなのですが、一枚挙げるとしたら草笛を吹いているシーンになるでしょうか。また、どんな状況やどんな格好でも(内心はどうあれ)堂々としているのがエレンらしさだと思っています。

by tsukasa-kawa | 2019-02-22 00:00 | 既刊情報

ライトノベル作家川口士のブログです。「魔弾の王と凍漣の雪姫」「帝剣のパラベラム」等、発売中です。よろしくお願いします。


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