一〇八(仮)

asakust.exblog.jp

ライトノベル作家川口士のブログです。「魔弾の王と凍漣の雪姫」9月21日発売となります。よろしくお願いします。

ブログトップ | ログイン

4月21日のお話




 谷山浩子の幻想的な詞と曲、さらにどこか切なさを感じさせる歌声で全国のこどもたちにトラウマを植えつけてしまったらしい「まっくら森の歌」ですよ。個人的には大好きです、というかこういうファンタジーで儚さのある歌は好きだったので印象には残ってもトラウマにはならなかったなあ。楳図かずおの「ぎゃーっ!」の方がトラウマになるでしょ。
 それはそれとして、「光の中で見えないものが闇の中に浮かんで見える」「魚は空に小鳥は水に」など、すべての法則、因果がねじれて存在しているらしいまっくら森なら、昨日に戻ることなんて朝飯前のはず。ちょっとテンションあげまくってうっかり焼き討ちしちゃった過去をなかったことにするぐらい……できるかな? できたとしても、この手の特殊な世界って苛烈な代償がありそうですよね。

web拍手を送る
# by tsukasa-kawa | 2018-04-21 21:52 | 日常雑記

4月20日のお話




 人間賛歌は命の賛歌。そのフレーズがふさわしい歌はこの「手のひらを太陽に」ではないでしょうか。暗い気分でいるときに手のひらに懐中電灯を当ててみたら血管が透けて見えたのでこんな詞にした、というやなせたかしのエピソードを聞いたことがあるのですが、又聞きのようなものなので、本当かどうかはわかりません。事実だとしたら、そこから真っ赤に流れる血潮って言葉を考えるのはすごいよね。というか真っ赤な血潮が見えたら割とやばいよね。
 それはそれとして、ものが透けて見える能力→透けすぎて困るという話はもはや一つの様式美と化していますが、黄金の手で苦しんだミダス王のように、過ぎた能力で困る、都合のいい話なんぞそうそうない、というのは大昔からのお約束なのでしょう。

web拍手を送る
# by tsukasa-kawa | 2018-04-20 22:19 | 新刊紹介

4月19日のお話




 ギャーッ!!(合いの手)
 そういうわけで作詞作曲歌い手すべて楳図かずおという、何考えてんだみんなのうたな「むかしトイレがこわかった!」ですよ。でも出だしとい曲調といい最後の笑い声といい、実に楳図かずおらしくて素晴らしい曲だと思います。機会があればぜひ聴いてみてください。
 たしかに僕も小学生になる前ぐらいは夜のトイレが怖かったんですよね。何でしょうね、あの何かいるような気がする的な感じは。そのころから怪談とか怖いけど好きって子供ではあったので、知らず知らず影響されていたのかもしれません。

web拍手を送る
# by tsukasa-kawa | 2018-04-19 23:15 | 日常雑記

4月18日のお話




 痛いのは虫歯だけなのかなー? 胃とか、心が痛かったりしないかなー?
 はい、ボクはもうだめだーでおなじみの「虫歯のこどもの誕生日」ですよ。悪いことをしていないのにといいつつ、おまえ歯を磨いていなかったじゃねえか、でおなじみの。実際、虫歯の怖さというのはなってみて分かるというか、小さいうちは知識も理解も追いつきませんからね。僕自身、虫歯ができたときは何度も歯医者に通って苦労したものです。そういう意味ではこの歌こそ、漫画タッチのほんわか絵でなく、子供にトラウマを植えつけるような絵でフルコーラスで流すべきかもしれません。

web拍手を送る
# by tsukasa-kawa | 2018-04-18 20:53 | 日常雑記

4月17日のお話




 ママの炊くご飯はいつもおこげだけどパパは文句言わない「パパはママが好き」ですよ。いくらパパが文句言わないからとはいえ、いつもおこげってもうおこげが好きだからか、あるいはわざとかって感じですね。改善する気ないだろ、ママ。
 この歌の怖いところは、子供の視点なのにパパとママの間に子供が介入している節がないところでしょうか。
 そこで新たな可能性として、パパとママが人間ではなくなった説を提唱したいわけです。これなら不自然なくらい甘い夫婦に子供が距離をとり、パパとママも子供が眼中にないのもうなずけます。しかし入れ替わり系の宇宙人て、なんでああも露骨に不自然な動きをとるんでしょうね。目が光ったり、触手がどこからから伸びてきたりなんてのはまだいい方で、料理を作ってみたら何かありえない形状や色をしていたり、普段の態度からは想像できないほど優しかったり、あるいは厳しかったり。どうでもいいですね。

web拍手を送る

# by tsukasa-kawa | 2018-04-17 23:50 | 日常雑記