既刊一覧

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# by tsukasa-kawa | 2023-12-31 00:00 | 既刊情報

5月31日の話

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 魔弾の王と戦姫1~4(電子書籍のみ)
 魔弾の王と凍漣の雪姫全12巻
 魔弾の王と天誓の鷲矢全3巻
 いずれも好評発売中です。凍漣と天誓は紙・電子両方ございます。用途に合わせてどうぞ。

 さて、一週間ぶりですね。今日で5月が終わりですよ。GWが終わったのがついこの前みたいな気がしていたのですが、二、三週間ぶりに近所を散歩してみれば、まあ紫陽花がけっこう華やかに咲いてまして、6月が来るなと思わされました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。湿気と台風への対策はお早めに。

 僕の方は今月はじめにもちらっと触れた、夏に発表する予定のあれやこれやを、もう我慢できずに除湿入れた部屋の中で進めているところです。それまではとくに何か言えることはない感じ。
 何かあったかなというと、そうそう、スーパーマリオブロス、見てきましたよ。
 配管工というマリオ&ルイージの設定をああいう形で出してきたのはちょっとびっくりしたけども、キノコの国に行ってしまったマリオがピーチの勧めに従って何度もトライしてアクションに慣れていくところは、見ていてすごい楽しかったですね。レースもそうかな。
 思うに、諦めずに何度でもトライしてくれというのが、この作品のテーマなのかもしれません。マリオシリーズ自体、ゲームであるがゆえにそういうところあるし。
 マリオというのは長い歴史を持つだけあってマリオがもういろんなことをやっていて、一作一作がひとつの映画のネタになるボリュームを持ってるんだけど、可能なかぎり詰めこんでいくとそりゃまあびっくり箱みたいになるよねという。ドクターマリオやヨッシーのックキーなんかもどこかで拾われたりしていただろうか。テニスやゴルフはなかったと思うけど。
 観終わったあと、ひさしぶりにスーパーマリオブラザーズを3DSでやってみましたが、まあ死んだ死んだ。もともとアクションは得意じゃないんだけど、近年はとくにRPGかSLGばっかりだったしで、ノコノコに当たる、落ちる、落ちる、落ちる、キラーに当たる、てな感じですよ。1upキノコの場所はだいたい覚えてたから(人間の記憶ってときどきなんでこんなのを? みたいなの覚えてるよね)コンティニューまではせずにどうにかクリアできたけど。それだけに達成感もあったけど。
 いまのCG技術とか、懐かしさとか、いろいろなものを教えてくれる作品でした。


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# by tsukasa-kawa | 2023-05-31 23:00 | 日常雑記

5月24日の話

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 魔弾の王と戦姫1~4(電子書籍のみ)
 魔弾の王と凍漣の雪姫全12巻
 魔弾の王と天誓の鷲矢全3巻
 いずれも好評発売中です。凍漣と天誓は紙・電子両方ございます。用途に合わせてどうぞ。

 さて、一週間ぶりですね。相も変わらず天気が不安定で、暑いときは暑い、曇っているときは蒸し暑い、雨が降るときは割と激しい、台風もそこそこ出はじめたと、梅雨という単語を否応なしに思いださせてくれる昨今、皆さまいかがお過ごしでしょうか。この前、晴れた日にちょっと長めの散歩したら熱中症になりかけましたよ。塩タブレット必須。みんなも気をつけよう。

 というわけで生存報告はできたかな。すまんですが今週は(来週もか?)かなり忙しいので今回はこのあたりで。


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# by tsukasa-kawa | 2023-05-24 23:00 | 日常雑記

5月17日の話

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 魔弾の王と戦姫1~4(電子書籍のみ)
 魔弾の王と凍漣の雪姫全12巻
 魔弾の王と天誓の鷲矢全3巻
 いずれも好評発売中です。凍漣と天誓は紙・電子両方ございます。用途に合わせてどうぞ。

 さて、一週間ぶりですね。いやもう暑いね。まさか5月に30度の気温を体験するとは思わなかったけど、皆さまいかがお過ごしでしょうか。部屋の中にいても換気とかしなかったら28度とかいくし。暑さの話になると、水分と日陰の確保をというのが毎度のように言ってることではありますが、ほんと大事に。

 そんなふうに暑すぎるので、「北風と太陽」で、北風が勝つにはどうすればよかったのかを暑さに耐えながらぼんやり考えてました。やはり暑いとろくなことをしませんね。
 力任せに吹き飛ばすというのが悪手であり、かつ旅人もろとも吹き飛ばすだけの力が北風にはないことがわかっているので、おのずと別の手を考えることになります。

 ひとつは、暴風によって旅人の向かう先の道をめちゃくちゃにして迂回を強制し、汗だくになった旅人が外套を脱ぐという手でしょうか。もっとも、それによって危険な道を進むことになったら、むしろ外套の襟を合わせる可能性すらあるので博打要素が大きい。

 次に思いつくのは、旅人の後方で嵐を起こし、こりゃいかんと先を急いだ旅人がやはり汗だくになって外套を脱ぐ手です。問題は、そこまででかい嵐を北風が起こせるのかということと、割と脳天気なこの旅人が先を急ぐだろうかということ。やはり博打要素が大きい。

 最後に思いつくのは、空を飛んでいる鳥が糞を落とすタイミングでほどよく風を起こし、旅人の外套の、できれば背中あたりに糞が落下するように仕向けて、旅人が外套を脱いで点検するのに期待するというあたりでしょうか。子供向けの絵本らしからぬ手ですが、世の中は何が起こるかわからんのだぜというのを教えるにはこれぐらいの手を使ってもいい気がします。しかし、やはりこれも博打要素が大きい。

 この際、勝つのを諦めて太陽に手番を譲り、太陽が熱を強めだしたところで風を起こして上昇気流を発生させ、雨を降らせて引き分けを狙うのが手堅い気がします。まあ、北風は風なので、太陽が本気を出すと丸ごと上昇気流に呑まれてしまう気がするのですが。
 それを考えると、勝負をすることになった時点で、北風は勝ち負け以前に命の危険を感じたのかもしれない。あれは、わざと勝負に負けることで命を拾ったという内容の寓話だったのかもしれません……。


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# by tsukasa-kawa | 2023-05-17 23:00 | 日常雑記

5月10日の話

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 魔弾の王と戦姫1~4(電子書籍のみ)
 魔弾の王と凍漣の雪姫全12巻
 魔弾の王と天誓の鷲矢全3巻
 いずれも好評発売中です。凍漣と天誓は紙・電子両方ございます。用途に合わせてどうぞ。

 さて、一週間ぶりですね。GWも終わってしまい、夏に向けて暑くなってきたかと思いきや、また急に寒くなる日なんかもあったりして、厚着をかたづけられそうでかたづけられない昨今、皆さまいかがお過ごしでしょうか。まあずっと暑くてもそれはそれでつらいので、適度なあたたかさがなるべく長く続いてほしいところです。

 ところで先日観てきたんですよ、「聖闘士星矢 The Beginning」。
 個人的にはとても面白かったので、「星矢」ファンには観に行ってほしい所存。

 まあ原作とはだいぶ? かなり? 話が違うんですけども。でもそれは原作を尊重してないというわけでは全然なく。
 超序盤の、魔鈴さんが星矢を鍛えるところとか、びっくりするぐらい丁寧なんですよ。原子を破壊する説明とか。あと魔鈴さんのデザインそれ自体も非常によい。しかもこの話の構成だと姉=魔鈴さんも成立するかもしれん(原作だと星華姉さんがタイムスリップでもしないと無理な感じ。聖闘士ならできそうな気もするが)。他に、おおっと思った点を挙げるとしたら、プレート状の聖衣ボックスとか、鳳凰幻魔拳の演出とか、ペガサス対フェニックスの戦いとか。

 思うに、現代を舞台にして新たに聖闘士の物語をつくるにあたって、どう現代と擦りあわせていくか、聖闘士と女神アテナの存在意義と関係をどう描くかを、それこそ懸命に突き詰めたと思うんですね。女神や聖闘士は何のためにいて、どんな力を持っていて、それは現代においてどう発現し、現代の情勢や科学技術や諸々とどう関わっていくのか。

 原作において、星矢がアテナを守る聖闘士としての自覚を持つのは十二宮編に突入する直前ぐらいで、そこに至るまでには数々の戦いを経てアテナの小宇宙を何度か感じとりながら、という流れなんですが(LEGEND of SANCTUARYなんかは原作になるべく沿うことでそのへんざっくり流したよね。あれは黄金聖闘士との戦いが主眼なのであれで正しいと思う。でも魚座の扱いが雑だったのはユルセナイヨ…)、今回の映画は、星矢とアテナの関係を明確なものにしてしまうことを何より優先したと、そう思うんですよ。それがあってこそ、星矢の、姉をさがす以外の戦う理由が生まれるわけですし。

 このへんは原作漫画と実写映画という媒体の違いもあると思うんだけど、原作漫画は現代を舞台にしながら、上手なバランスで現代から主人公たちを切り離しているんですよね。一方、今回の実写は、原作では名前しか出てこないグラード財団や、原作開始時点ではすでに故人だった城戸光政、その妻なんかを再設定して、現代を舞台にした上で地に足の着いた物語を描こうとしたんじゃないかなと。

 まあ何か長々と書いたけど、聖闘士星矢といえば十二宮、黄金聖闘士というイメージが強すぎるけど(でもロストキャンバスは外伝含めて好きなんだよねえ)、そればかりではもちろんなく、まだまだ新しい物語を見せてくれるものなんだなと、そう思えて満足したわけです。
 ぜひとも今後も続いて、他の聖闘士とアテナの関わりなんかを見せてほしいと思う作品でした。


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# by tsukasa-kawa | 2023-05-10 23:00 | 日常雑記

ライトノベル作家川口士のブログです。「魔弾の王と凍漣の雪姫」「帝剣のパラベラム」等、発売中です。よろしくお願いします。


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